【競馬予想】天皇賞(春)2015の過去15年の傾向と対策

【競馬予想】天皇賞(春)2015の過去15年の傾向と対策

2015年5月3日(日)は、僕が1年で最も楽しみにしているGⅠレース、天皇賞(春)です。過去5年連続で現地観戦に行っていて、今年も観に行く予定です。昨年はフェノーメノとウインバリアシオンの馬連を的中しました。レースの傾向はわかっているので、今年もそれに当てはめて予想していきます。

4歳馬は条件に当てはまらなければ切れる

2000年以降に天皇賞(春)で3着以内に入った4歳馬には、共通する条件があります。それは、ダービーで2着以内に入ったか、3000m以上のレースを経験していることです。例えば、2010年に16番人気で3着に入ったメイショウドンタクは、万葉ステークスとダイヤモンドステークスで3000m以上を経験していました。

2015年の天皇賞(春)に出走する4歳馬は、スズカデヴィアス、サウンズオブアース、アドマイヤデウスの3頭です。この3頭はいずれもダービーに出走していますが、2着以内には入っていません。
しかし、スズカデヴィアスはステイヤーズステークスと阪神大賞典で、サウンズオブアースは菊花賞で3000m以上のレースを経験しています。アドマイヤデウスは最長でも日経賞の2500mで、3000m以上のレースは経験していません。
アドマイヤデウスは、今回この条件には当てはまりませんが、GⅡを2連勝しているところが気になるポイントで、これまでのデータを覆す地力があるのかもしれません。

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5歳以上はリピーターを狙う

天皇賞(春)はリピーターが多いレースでもあります。2000年以降だけでも、サクラローレル、メジロブライト、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、メイショウサムソン、マイネルキッツ、フェノーメノ、ウインバリアシオンの8頭が、天皇賞(春)で2回以上馬券に絡んでいます。過去に天皇賞(春)で馬券に絡んだ馬は抑えておきたいところです。
昨年2連覇を果たしたフェノーメノは出走回避となりましたが、2着〜4着のウインバリアシオン、ホッコーブレーヴ、キズナが出走します。この3頭は抑えておきたいです。

天皇賞(春)での注目馬

金曜日時点での評価順です。

4枠8番スズカデヴィアス

スズカデヴィアスは前に行けることが強みで、2走前の京都記念では逃げて上がり3F34.0で2着。前走の阪神大賞典では、逃げると思われたメイショウカドマツに競りかけてハナを主張していったため、最後はバテました。マイペースで逃げれるようなら、ビートブラックのような逃げ切りも可能でしょう。

8枠16番ウインバリアシオン

ウインバリアシオンは昨年の天皇賞(春)で2着。有馬記念2着、日経賞1着から挑んだ昨年ような勢いは感じられませんが、京都の3000m以上では3回走って馬券内を外していない馬場適性の良さでなんとかなりそうです。

8枠15番サウンズオブアース

サウンズオブアースは菊花賞で内ラチ沿いを抜け出して2着。天皇賞(春)では外目の枠となりましたが、内に入れて菊花賞のように抜け出すことができたら馬券内が見えてきます。

8枠17番アドマイヤデウス

アドマイヤデウスは、日経新春杯、日経賞とGⅡを連勝しています。今年に入って力があるところを見せていて、今回の天皇賞(春)ではそこそこ人気になるでしょう。しかし、4歳馬でダービー2着以内も3000mの経験もないところは不安材料です。ただ、競馬ではデータは覆されるものです。ここはデータ度外視で抑えておきたい1頭です。

3枠6番ホッコーブレーヴ

ホッコーブレーヴは、昨年の天皇賞(春)で上がり3F最速34.0秒でウインバリアシオンとハナ差の3着。最後の脚は決まれば強烈です。昨年と同じ6番からの発走でレースプランにも不安はなさそう。幸騎手への乗り替わりがどう影響するか。

7枠13番キズナ

キズナは昨年の天皇賞(春)で4着。地力は見せましたが、京都の開幕2週目で外を回しては厳しかったのでしょう。後日骨折が判明しましたが、上がり3F34.0秒なので、骨折が勝敗に影響したとは思えません。京都記念で復帰してからは勝ちきれていませんが、能力自体は問題ないと思います。ただ、後ろからいく競馬を続けているようだと、よっぽど展開が向かないと勝ちきれないと思います。

2015年5月3日追記:最終的な予想

土曜日のレースを見ていると、差し・追い込みも決まるようでした。日曜日の傾向もあまり変わらないのであれば、差し馬中心に考えてみたいと思います。

◎8枠16番ウインバリアシオン

ウインバリアシオンは、今回ある程度先行するようなことを福永騎手が言っているようなので、「追い込みで届かず」ということにはなりにくそうです。

◯8枠17番アドマイヤデウス

アドマイヤデウスは4歳馬の好走条件には当てはまりませんが、ここ2走のパフォーマンスはかなり高いと思います。あとはGⅠの岩田騎手に期待です。

▲8枠15番サウンズオブアース

菊花賞2着でコース適正に問題はないでしょう。前走の日経賞は、仕掛け遅れて4着になりましたが、スムーズに抜け出せれば馬券内に入ってくると思います。

△4枠8番スズカデヴィアス

クリールカイザーとの逃げ争いになりそうですが、すっとハナに立つか、競りかけずに2番手3番手あたりで進めれば、最後まで残る可能性があります。

△7枠13番キズナ

追込み一辺倒では厳しいので、4コーナーを曲がり切る時点で先頭に近い位置まで取り付いていないといけないと思います。能力的には上位なので、それができるかどうかだけだと思います。

△3枠6番ホッコーブレーヴ

幸騎手に乗り替わりでどういう競馬をするかわかりませんが、内で脚を溜めて、差してくると思われます。去年の再現ができれば馬券内もあるかもしれません。

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天皇賞(春)の買い目

◎単勝(1点)
◎◯▲馬連BOX(3点)
◎◯▲△△△三連複BOX(20点)
ウインバリアシオンの単勝が結構つくので買います。あとは馬連を厚めに。三連複はスズカデヴィアスかホッコーブレーヴが絡んだ時の高配当狙いです。