眼鏡市場で調光レンズ&アイリラックスのメガネを作った

眼鏡市場で調光レンズ&アイリラックスのメガネを作った

新しいメガネが欲しいことと、夏の晴れた太陽光の下での眩しさを軽減したかったので、紫外線に当たるとサングラスのように色がつく調光レンズでメガネを作りました。調光レンズの仕組みや使い心地をレビューします。

調光レンズとは?

調光レンズは、紫外線が当たると色がついてサングラス代わりに使えるレンズのことです。外出時の紫外線が当たる環境ではサングラスのようになり、室内の紫外線が当たらない環境ではレンズがほぼ透明になり普通のメガネとして使えます。

有名なのはニコンの「トランジションズ」というレンズのようですが、取扱店で伺ったところ、レンズだけで2万円程度するとのこと。

ちょっと予算オーバーだなーと思いつつ、他店も調べると、眼鏡市場では3,300円(税込)で調光レンズにできるということで、眼鏡市場へ行きました。

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眼鏡市場の調光レンズ

眼鏡市場の調光レンズは、通常のメガネの価格にプラス3,300円(税込)です。

調光レンズにアイリラックスの機能が追加された「アイリラックス調光タイプ」というレンズもあり、紫外線のみに反応して色が変わるタイプ(フォトクロミック)がプラス4,400円(税込)、紫外線だけでなく光でも色が変わるタイプ(アクティブサン)がプラス6,600円(税込)でした。

色は、どのタイプもグレーとブラウンの2色です。

アイリラックスは「スマホ快適レンズ」とも呼ばれていて、パソコンやスマートフォンなどの手元を見る際に目が疲れにくくなる機能です。

お店で体験してみたところ、新聞を見る際に文字がやや大きく見えたので、遠近両用メガネに近い働きをするようです。

アイリラックス調光タイプでメガネを作った

店舗で店員さんに質問しながらレンズを検討した結果、今回は「アイリラックス調光タイプ」の紫外線のみに反応して色が変わるタイプ(フォトクロミック)を採用しました。

フレームは「FREE FiT」のウェリントンタイプを選択。

FREE FiT FFT-054 DMBRM

型番は「FFT-054 DMBRM」です。軽い掛け心地で良いです。

価格は、フレームが16,000円(税抜)、レンズの追加料金が4,000円(税抜)で、合計は税込で22,000円となりました。

「アイリラックス調光タイプ」はレンズに加工が必要なようで、店舗での注文から受け取りまで約10日かかりました。急ぎで欲しい人は注意が必要です。

調光レンズのレビュー

調光レンズを採用して完成したメガネがこちら。

眼鏡市場 FREE Fit FFT-054 DMBRM アイリラックス調光タイプ

メガネの下に敷いているのは、眼鏡市場の紙袋です。メガネをかけた猫が描かれていて結構オシャレ。

室内で撮影したので、レンズにはほとんど色がついていないのがわかるかと思います。

ただ完全に透明ではなくて、紫外線がない環境でも5%の色がついているそうです。

調光レンズと通常レンズの比較

上が調光レンズ、下が通常レンズのメガネですが、どちらもほぼ透明で違和感はありません。

紫外線に当てた調光レンズの色の変化

外に出て強い紫外線が当たる環境で撮影したのがこちら。

ハッキリと色がついているのがわかり、着用すると「サングラスを掛けている人」になります。夏の晴れた太陽光の下では、眩しさが軽減される効果が実感できます。

紫外線が当たる環境に出て色がしっかりと付くまでには1〜2分かかる感じで、ニコンのトランジションズレンズの動画のように瞬時に色が変わるわけではありません。じわじわと色が変わっていきます。

室内に入って、レンズの色がほぼ透明に戻るまでも1〜2分ほどかかります。デメリットというほどでもありませんが、レンズの色が変わるのに少し時間がかかることは留意しておく必要があります。

また、調光レンズは温度で色の濃さが変わり、暑いと色が薄め、寒いと色が濃くなります。今回の写真は、夏の気温30℃を超える日に撮ったものなので、冬で紫外線が当たる環境ではもっと色が濃くなるはずです。

その他の注意点としては、今回の紫外線のみに反応して色が変わるタイプ(フォトクロミック)は、車の中など紫外線カットガラスの車内では色が変わりません。車を運転する際にも眩しさを軽減したい場合は、紫外線だけでなく光でも色が変わるタイプ(アクティブサン)にするか、別途サングラスを用意したほうが良いでしょう。