2014年中山競馬場改修後の馬場を考える

2014年中山競馬場改修後の馬場を考える

競馬ファンのみなさんはご存知だと思いますが、中山競馬場は2014年4月以降から改修工事が行われていました。その改修工事も終わり、2014年12月の第4回開催から中山競馬場でのレースが再開されます。そこで競馬ファンとしては、今回の改修がレースにどう影響するかが気になります。

芝コースの路盤改造工事

改修の概要はJRAのホームページに書かれています。

中山競馬場スタンド等整備工事の概要について
レースに影響しそうな工事は「芝馬場路盤改造工事」です。以前の中山競馬場芝コースの路盤は、最下層が「地山」という自然のままの地盤だったのですが、ここが「単粒砕石」になります。これによって水はけが良くなるようです。
例年皐月賞の頃になると芝コースの状態がかなり悪くなっていたのですが、今回の路盤改造で改善されるとのことです。

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レース傾向の変化は?

こればかりはレースをやってみないとわからないので、いくつか仮説を立てます。
【仮説1】タイムが遅くなる
近年コース改修が行われた中京競馬場では、リニューアル直後の開催でのレースで、全体的にタイムが遅くなっていました。馬場が踏み固められていないなどの要因が考えられます。今回の中山競馬場の路盤改造工事でも路盤を掘り返しているはずなので、ある程度レースが行われて馬場が踏み固められるまでは、以前より遅いタイムとなる可能性があります。
【仮説2】血統傾向が変わる
路盤の水はけが良くなると、馬場に含まれる水分量が減って軽い馬場となる可能性があります。そうするとスピードやキレのある馬・血統に有利となるかもしれません。
【仮説3】今までと変わらない
水はけが良くはなりますが、コース形体は変わらないのでこれまでと印象は変わらないかもしれません。

早く傾向を掴んで先行者利益を得よう

改修後の傾向はレースをやってみないとわからないので、しばらくは様子を見つつ予想をすることになります。その中で新たな傾向をいち早く見つけると、オッズ的においしい馬券をゲットできるかもしれません。2014年12月6日から始まる中山競馬場でのレースに注目です。
【追記:2014年12月21日】
中山競馬場改修後のレースから傾向を探りました。
下記のリンクからどうぞ。
2014年中山競馬場改修後の血統傾向と有馬記念の展望

【追記:2015年12月25日】
2015年の有馬記念の分析・予想は下記のリンクからどうぞ。
【有馬記念2015】過去10年の傾向と中山改修後の傾向 – 競馬予想683