2020年・京都市長選挙の情勢と予想🤔

2020年・京都市長選挙の情勢と予想🤔

今回の京都市長選挙は2020年2月2日(日)投開票。

候補者

2020年・京都市長選挙の候補者

届出順に掲載。

氏名 性別 年齢 党派
門川大作 69歳 無所属
村山祥栄 41歳 無所属
福山和人 58歳 無所属

現職の門川大作氏は、公明党・自民党京都府連・立憲民主党京都府連・国民民主党京都府連・社民党京都府連から推薦を受けている。

新人の村山祥栄氏は、京都党元代表であるが、京都党を離党し、今回の京都市長選挙には推薦を受けずに出馬した。

新人の福山和人氏は、共産党・れいわ新選組から推薦を受けている。

各候補者の政策は、選挙公報に掲載されている。

令和2年2月2日執行京都市長選挙 選挙公報

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情勢

ここ数回は共産党系vs非共産党系の戦いが続いていたが、今回は村山祥栄氏の出馬で面白くなった。

現職・門川大作氏と共産党系の新人・福山和人氏の一騎討ちであれば、相乗り推薦に大企業のバックアップ、それから共産党を嫌悪する層を取り込める現職が強いと見る。

しかし、村山祥栄氏が出馬したことで票が割れる。

そうすると、門川氏と福山氏が接戦、そこに村山氏がどれだけ迫れるかという展開になる。

参考になるのが、前回村山祥栄氏が出馬した2008年の京都市長選挙。

得票率は門川大作氏が37.2%、共産党系の中村和雄氏が37.0%、村山祥栄氏は19.9%で、門川氏と中村氏は951票差という大接戦だった。

予想

個人的な見解では、門川氏のこれまでの市政や京アニ火災に関連する不適切発言などに不満を持ち、かつ共産党は嫌い、という有権者の一定数は村山祥栄氏に流れると予想している。

そこで2008年の結果を軸に最近の情勢を踏まえると、門川氏は得票率をやや下げ、共産党系(今回は福山氏)は支持層が堅いため大きく変わらず、村山氏は得票率を上げてくるが2人には及ばず、という結果になるのではないかと見ている。

あれ?
福山和人氏が勝ってしまう🤔

そう計算通りにいかないのも選挙なので、門川大作氏の地盤の堅さと、村山祥栄氏の支持拡大に期待しつつ、投票へ行こうと思います。

新聞各紙の情勢分析

2020年1月30日追記

京都市長選挙の公示から1週間が経過し、新聞各紙から情勢調査の結果が報じられました。

2020年1月26日 22:00
京都市長選は現職の門川氏が先行、福山・村山氏追う…読売情勢分析 : 地方選 : 選挙・世論調査 : 読売新聞オンライン

2020年1月27日 17:00
門川氏先行、福山・村山両氏が追う 京都市長選で世論調査|政治|地域のニュース|京都新聞

2020年1月28日 大阪朝刊
京都市長選 現職・門川氏が優勢 福山、村山氏追う 毎日新聞社情勢調査 – 毎日新聞

門川氏については、読売新聞と京都新聞が「先行」、毎日新聞は「優勢」と表現。福山氏・村山氏は、三紙とも「追う」で一致しました。

投票先を決めていない有権者は、読売新聞が「2割弱」、京都新聞が「約2割」、毎日新聞が「約3割」としており、ややバラつきが見られます。

しかし、世論調査は一般的に無作為に電話をかける方法で実施されるため、固定電話を持っていなかったり、知らない番号からかかってきた電話に出ないことが多い、若い世代の世論が反映されにくい傾向があります。

若者の動向次第では、12年前のように接戦の選挙結果になるかもしれません。