【阪神・淡路大震災から20年】ポータルサイトのトップページを比較してみた

【阪神・淡路大震災から20年】ポータルサイトのトップページを比較してみた

今日は2015年1月17日。阪神・淡路大震災から20年が経ちました。

当時僕は5歳で就寝中したが、経験したことのない揺れに見舞われて、一度目を覚ましました。母が僕を守るために、僕に覆いかぶさっていた記憶があります。そのまま僕は眠ってしまったのですが、朝起きてテレビを見て、大変なことが起きていることを把握しました。

幸いにも僕は京都に住んでいて被害はなかったのですが、当時から好きだった電車が倒れ、線路が曲がり、あちこちで家事が起きている映像はショッキングなものでした。

各ポータルサイトトップページの「阪神・淡路大震災から20年」の扱い

あれから20年。

当時は家庭にほとんど普及していなかったインターネットを、誰しもが使う時代となりました。阪神・淡路大震災についての特集等を掲載しているポータルサイトがあったので、各ポータルサイトのトップページを比較してみます。

Yahoo! JAPAN

2015年1月17日のYahoo! JAPAN

Yahoo! JAPAN はトップページで大々的に特集を組んでいました。特集があると知らずに見るとびっくりしますね。。。

トップページページ右側のバナーか、下にスクロールした先にあるリンクをクリックすると特集ページに飛びます。

阪神・淡路大震災から20年。震災から学び、未来に備える – Yahoo! JAPAN

阪神・淡路大震災から20年。震災から学び、未来に備える - Yahoo! JAPAN

映像とあらゆる数値で震災の実態を知ることができるコンテンツです。最終ページでは、防災に関する Yahoo! JAPAN のサービス紹介や、防災情報の検索が行えるようになっています。地震への備えに役立てられそうです。

Google

2015年1月17日のGoogle

Google のトップページは、一見いつもと変わりないように見えますが、検索ボタンの下にロウソクのイラストが表示されています。

Googleロウソク

ロウソクにマウスをあわせると「阪神・淡路大震災から20年 あの日を忘れない。」というメッセージが表示されます。しかし、ロウソクをクリックしても何も起きません。特設ページ等は用意されていないようです。

Bing

2015年1月17日のBing

Bing では、阪神・淡路大震災に関連する記述は見当たりませんでした。

MSN Japan

2015年1月17日のMSN Japan

MSN Japan では、国内ニュースとしての記述以外に、阪神・淡路大震災の特集は見られませんでした。

goo

2015年1月17日のgoo

goo では、右側に防災特集としてバナーが掲載されていました。

阪神・淡路大震災から20年 忘れてはならない記憶と経験から学ぶ備え goo防災特集

阪神・淡路大震災から20年 忘れてはならない記憶と経験から学ぶ備え goo防災特集

防災への意識に関するデータに始まり、gooの防災関連サービスの紹介、NTTグループの防災への取り組みなどが紹介されています。掲載されている写真は、神戸新聞社が運営する「神戸新聞NEXT」が提供しているようです。

Excite

2015年1月17日のExcite

Excite では、社会ニュースとしての記述以外に、阪神・淡路大震災の特集は見られませんでした。

Infoseek

2015年1月17日のInfoseek

Infoseek では、社会ニュースとしての記述以外に、阪神・淡路大震災の特集は見られませんでした。

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Yahoo! JAPAN と goo が阪神・淡路大震災特集を用意していた

Google は何かの記念日に「Doodle」と呼ばれるロゴ変更をしていますが、今回はそれではなく、ロウソクを表示するというささやかな表現にとどめていました。

一方で Yahoo! JAPAN と goo では、当時の被災状況や実態を学び防災に役立てられる特集ページが用意されていました。PVが多いポータルサイトだからこそ、震災・防災特集ページを掲載することで、多く人々の防災への意識を高めることにつながるのではないかと思います。

Bing、MSN Japan、Excite、Infoseek では、阪神・淡路大震災に関するコンテンツは見つかりませんでした。こういった部分にも、各社の対応の違いが現れていて興味深いですね。