祇園祭の還幸祭神輿渡御を見てきた(写真18枚)
2019年7月24日、祇園祭の還幸祭神輿渡御が行われました。この日、午前中には後祭の山鉾巡行と花傘巡行が行われましたが、夕方には還幸祭神輿渡御があり、見どころたっぷりの1日でした。
錦天満宮でお稚児さんに遭遇
新京極通を四条御旅所方面へ向かっていると、錦天満宮での参拝を終えられたお稚児さんに遭遇しました。
お稚児さんは、白い馬に乗って移動します。
お稚児さんは、新京極公園で待機していた三若神輿会の人達と合流。
お稚児さんの前には、竹を引きずる人がいます。
四条御旅所へ向かっていきました。
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四条御旅所から神輿が出る
四条御旅所から中御座の神輿が出てきました。
中御座、東御座、西御座の神輿が順番に運び出され、それぞれのルートを巡り、八坂神社へ向かいます。
中御座は、寺町通を下がり高辻通へ。東御座は、四条通を四条烏丸まで西進。西御座は、寺町通を上がり錦通に入ります。
次に三基ともが通るポイントは四条烏丸なので、少し先に移動します。
四条通地下道に祇園祭の展示があった
四条通地下道に降り、烏丸方面へ歩いていると、大丸京都店のあたりで祇園祭の展示が行われていました。
全山鉾の粽と、山鉾のミニチュアが展示されています。山鉾のミニチュアは小さくて可愛らしく、しかも動いていて面白いです。
四条河原町・四条烏丸周辺を通る際には、ぜひご覧ください。
四条烏丸で中御座を見た
四条烏丸に移動してしばらく待っていると、17時過ぎ頃に中御座が通りました。
まずは、お稚児さん。
神輿の前後も馬が通ります。
中御座の神輿が通りました。
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通行規制が行われた
還幸祭神輿渡御のルートは、交通規制が行われていました。
四条通の河原町〜烏丸間は車両通行止め。烏丸通は、神輿が通行する間は南行車線が通行止めとなり、北行車線で対面通行が行われました。
また、四条烏丸では交差点の真ん中で神輿を回すので、その間通行止めとなります。自動車は還幸祭のルートを避け、歩行者は地下道をうまく使って移動したほうが良いでしょう。
四条東洞院で東御座を見た
四条烏丸から少し東に移動して、四条東洞院付近で東御座の神輿が通過するのを見ました。
大丸京都店の前を、東御座の神輿が通過していきます。
中御座の神輿とは装飾が異なります。
東御座はこのまま四条烏丸へ進み、左折して高辻通に向かいます。
四条東洞院で西御座を見た
東御座の通過からしばらく待ち、18時過ぎに西御座が来ました。
西御座は錦通から高倉通を下がり、四条通に入ってきました。
先団には太鼓があり、まだ姿が見えない段階から太鼓の音が聞こえていました。
四条通の車道いっぱいに広がって進む、錦神輿会の方達と西御座の神輿。
西御座の神輿には提灯が付いています。
東御座の神輿が四角形なのに対して、西御座の神輿は円形に近いです。
西御座はこのあと、東洞院通を下がって高辻通を経由し、四条烏丸へ向かいます。
西御座の最後尾は馬が通っていきました。
神幸祭・還幸祭の行列には馬が何頭か参加しますが、騒がしい中でも大抵の馬はおとなしく歩いています。しかし、中には嘶く馬もいました。
暑い中何時間も歩かないと行けないので、人も馬も大変です。
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神輿はこのあと数時間かけて八坂神社へ
中御座、東御座、西御座の神輿は、このあとそれぞれのルートで堀川三条西入ルの又旅所へ行き、祭典を行い、三条通→寺町通→四条通を経て八坂神社へ向かいます。
八坂神社への着輿は23時前後の予定。後祭の山鉾巡行から始まった、長い1日が終わります。
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