【紅葉名所】京都・北野天満宮の「もみじ苑」に行ってきた

【紅葉名所】京都・北野天満宮の「もみじ苑」に行ってきた

秋の観光シーズン!ということで京都・北野天満宮の「もみじ苑」に行ってきました。

訪れたのは10月下旬なので、まだ紅葉の色づきは全然進んでいませんが、その分観光客は少なく、史跡の御土居をゆっくりと見ることができました。

秋晴れの北野天満宮へ

北野天満宮 一の鳥居

今出川通から北野天満宮に向かうと、大きな鳥居(一の鳥居)が見えてきます。その下をくぐって真っ直ぐ進み、楼門をくぐります。

北野天満宮 楼門

楼門をくぐると、右手に手水舎がありますので身を清めましょう。

手水舎から振り返って西向き(楼門をくぐって左手)に進みますと、左手(南側)に御朱印の授与所があります。北野天満宮ほどの規模になると、御朱印も複数種類があって、アイドルのサイン会みたいな感じで多くの参拝客に対応できるようになっていました。

御朱印の授与所を横目に西に進むと、もみじ苑の受付を行っている小屋が見えてきます。

スポンサーリンク

もみじ苑に入苑

北野天満宮・もみじ苑のチケット

受付で大人1,000円を支払いチケットを購入。
受付の右手からもみじ苑へ進みます。

北野天満宮の蔵

左手には白い蔵のような建物。

もみじ苑の順路

まだ紅葉の色づき前で全然人がいなくて、少し心配になりながらも先に進むと、もみじの木々が広がり眼下には小川が見えました。

現在地が御土居の上

ここを流れる小川が紙屋川(天神川)。
立っている場所が史跡の御土居です。

御土居の上からの風景

御土居の上は高く、紙屋川の堀はかなり深いので、高低差はそこそこあります。

紙屋川には橋がかけられているので、対岸に渡ることも可能。

もみじ苑を流れる紙屋川

こちらは南側の橋の上から撮った写真ですが、まだ紅く色づいた葉はほとんどありません。

もみじ苑の竹林

橋を渡って西側には竹林もあります。

北野天満宮 三叉の紅葉

北に向かって進んでいると「三叉の紅葉」がありました。

もみじ苑の紅い橋

さらに北に進むと紅い橋が見えてきます。

北野天満宮 もみじ苑 鶯橋

この橋は鶯橋(うぐいすばし)と名がついています。
平成19年11月に再建された、比較的新しい橋です。

鶯橋の説明書き

鶯橋を渡って紙屋川の東側に戻り、北に進むと少し木々が開けた場所に出ます。

もみじ苑の開けている場所

このあたりにあるのが「悪水抜き」という暗渠排水口です。

御土居の暗渠排水口 悪水抜き

御土居の内側に雨水などが溜まってしまわないように、御土居の外側に水を流すために作られていました。

御土居の高低差

「悪水抜き」をすぎると、再び御土居の上に登ります。左端の通路が御土居の上、右端の開けている場所が御土居の下になるので、かなり高低差があります。

御土居の上の紅葉

御土居の上に、もみじが広がっています。

御土居の上からの北野天満宮・本殿の眺め

北野天満宮の本殿を眺められる場所もありました。

茶店で休憩

茶店への案内看板

もみじと御土居を見終わったら、お待ちかねの茶菓接待です。

茶菓接待 老松

茶店は「老松」という名前でした。

北野天満宮・もみじ苑のお茶とお菓子

チケットと引き換えに菓子をもらいます。
ほうじ茶はセルフサービスで飲み放題です。

北野天満宮・もみじ苑のお菓子

お菓子は半月状のモチッとした生地に、白みそ餡と山椒の実が入っていました。

さらに上七軒名物「七軒だんご」追加注文。

上七軒名物「七軒だんご」

だんご3本と豆茶で400円でした。
だんごは黒蜜ときな粉で甘みたっぷり。
豆茶は熱すぎてフーフーしながら飲みました。

猫舌なので熱いのは苦手です…

「KYOTO NIPPON FESTIVAL」の看板

茶店の近くでは「KYOTO NIPPON FESTIVAL」も開催されています。初音ミクが好きな方はこちらもどうぞ。

紅葉シーズンは混雑に注意

今回は紅葉シーズンに入る前の10月下旬の平日に訪れたので、もみじ苑もガラガラでゆったりと見ることができましたが、紅葉シーズンの11月中旬から下旬は大混雑が予想されます。

混雑と寒さ対策には気をつけてお出かけください。

スポンサーリンク

北野天満宮 もみじ苑の概要

行事名 令和元年度 史跡御土居のもみじ苑
公開期間 10月25日(金)~ 12月8日(日)
公開時間 午前9時~午後4時(最終受付)
ライトアップ公開期間 11月9日(土)~ 12月8日(日)
ライトアップ時間 日没~午後8時(最終受付)
入苑料(茶菓子付き) 大人1,000円 / 子ども500円
アクセス 市バス「北野天満宮前」下車すぐ
嵐電・北野白梅町駅より徒歩5分

境内西側には天正19年(1591)豊臣秀吉公が洛中洛外の境界、また水防のため京都の四囲に築いた土塁「御土居」の一部が残り国の史跡に指定されており、現在でも自然体が残り、四季に応じ様々な美しさを感じることができる。
中でも秋の紅葉は管公がこよなく愛でられた梅と同様に御緑の樹木で、御土居の一帯にはおよそ350本、樹齢350年から400年のものが数本あり、管公の御神徳を偲ぶかのごとく鮮やかに彩られる。また御土居にはかつての紙漉き場であった紙屋川が流れており、赤や黄に見事に染まった木々が紙屋川の水面に映え渡り人々を錦繍の世界へ誘う。

令和元年度 史跡御土居のもみじ苑 – 北野天満宮より